尾道の駐在所で落とし物放置

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004280051.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

尾道市にある警察の駐在所で、落とし物の財布が届けられたにもかかわらず、
担当の警察官が必要な手続きを怠って放置していたことが分かりました。
この警察官はすでに処分を受けて依願退職しました。

警察などによりますと、先月23日、尾道市因島三庄町にある因島警察署の三庄北駐在所に
現金4万円あまりなどが入った財布が落とし物として届けられましたが、
受け取った警察官が拾得物の書類を作成したり、警察署に報告したりするなどの
必要な手続きを行っていなかったということです。

持ち主のフィリピン人の男性が「駐在所に財布が届けられている」と聞いて
2日後に警察署に確認しましたが、駐在所から報告がなく、警察が担当の警察官に事情を聞いたところ、
放置していたことが明らかになったということです。

因島警察署では、男性に財布を返還するとともに謝罪したということです。

この警察官はすでに処分を受けて依願退職していて、現在、駐在所には常駐の警察官がおらず、
他の警察官が交代で勤務しているということです。

因島警察署の廣永俊則次長は
「駐在所の警察官が退職したのは事実だが、その他の点については答えられない」
としています。

財布を拾った女性と一緒に駐在所へ届けにいったという85歳の女性は
「駐在所のインターフォンを鳴らしたら警察官が出てきましたが、
名前も落ちていた場所も聞かれないまま財布を受け取ったので、これはおかしいと思いました」
と話していました。

01/11 19:03