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1月15日 5時07分
大学入試センター試験は14日、2日間の日程を終了しました。今回の試験で大学入試センターは、試験が終了したあとにマークシートの解答を書き直すなどの不正をしたとして4人の受験生の試験結果を無効としました。

ことしの大学入試センター試験は雪などの影響で試験の開始時間を繰り下げる会場が相次ぎましたが、2日間の日程を終了しました。

大学入試センターによりますとことしの試験では愛媛県の会場で、試験監督が誤って2分ほど早く試験を終わらせるなどのトラブルにより、全国で合わせて141人の受験生が再試験の対象となりました。

一方、ことしは全国4か所の会場で合わせて4人の受験生の不正が明らかになりました。

内訳は、東京と京都の会場で試験の終了後にマークシートの解答を書き直したのが2人、大分県の会場で英語のリスニング試験で試験開始の前に機器を操作するなどしたのが1人、さらに福岡県の会場で数学の試験で使用が認められていない分度器を使ったのが1人でした。

大学入試センターはこれら4人の試験結果をすべて無効としたということです。今回のセンター試験の平均点は今月17日に発表され、そのあと、国公立大学の2次試験の願書の受付が22日から始まります。