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銚子電鉄の銚子駅(千葉県)に今月、新たな愛称「絶対にあきらめない」が付いた。

 厳しい経営が続く同電鉄は、駅名に企業名などを付けられるネーミングライツ(命名権)の売却を続けており、今回は塗料開発業「BAN―ZI」(千葉市花見川区)、塗装工事業「REPROUD」(同市若葉区)と新たに契約。同電鉄によると、両社は昨年10〜12月、外川駅で展示されている廃車車両「デハ801」(1950年製)の修復に協力し、さび止めや塗装を施すなどした。

 契約期間は今月1日から11月末までで、金額は275万円。愛称は両社の希望で付けられ、「銚子電鉄が頑張る姿に励まされた。これからも諦めずに挑戦し続けてほしい」との願いを込めたという。

 デハ801の修復作業には地元の銚子商業高校の生徒らも参加。装いを新たにした車両は昨年末から外川駅で一般公開されている。入場無料。

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