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1月19日 6時41分
ヨーロッパの一部が冬の嵐に見舞われ、ドイツやオランダで倒れた木にぶつかるなどして6人が死亡したほか、飛行機が欠航するなど交通機関にも影響が広がっています。

ドイツとオランダでは18日、風速30メートル以上の猛烈な風が吹き荒れ、住宅の屋根や壁が飛ばされたり、トレーラーが横転したりする被害が広がっています。

地元の警察によりますと、倒れてきた木や飛ばされてきたがれきにぶつかるなどして、ドイツで3人、オランダで3人が死亡したということです。

オランダで撮影された映像では、突風にあおられた街路樹が根元から倒れベビーカーを押しながら歩いていた女性が間一髪で難を逃れた様子や、積み上げられたコンテナが一気に崩れ落ちる様子が映っています。

また交通機関にも影響が広がっていて、ドイツとオランダの全土で多くの鉄道が運休しているほか、オランダ・アムステルダムのスキポール空港では少なくとも260便が欠航しています。

スキポール空港で撮影された映像では、着陸態勢に入った航空機が強風にあおられて着陸を取りやめる様子などが映っています。

ヨーロッパでは、今月上旬にも冬の嵐によってフランスとスペインで少なくとも3人が死亡するなど、被害が出ています。