千葉県警 「がんに効く」とサプリ宣伝容疑 男を逮捕
毎日新聞2018年1月24日 13時15分(最終更新 1月24日 14時01分)
https://mainichi.jp/articles/20180124/k00/00e/040/282000c

 千葉県警は24日、医薬品として国が承認していないサプリメントを「がんに効く」などとうたって広告を出したとして、福岡市博多区の販売元「セル源販売本社」役員の50代男を、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者が毎日新聞の取材に明らかにした。「東大名誉教授、医師の先生方が30年研究開発」「栄養蓄積2億年分」などのうたい文句で、240粒入り約1万円で販売していた。

 捜査関係者によると、役員の男は2016年から17年にかけ、インターネットの自社サイトなどで未承認のサプリメントの医薬効能をうたい、販売目的で宣伝した疑いがもたれている。数百人に販売し、売り上げは数千万円に上るとみられる。同社は、ネット通販大手アマゾンなどでも販売していた。医薬品医療機器法は、承認されていない医薬品について効能を広告に使うことを禁じている。【斎藤文太郎】