稲嶺市長退任「辺野古許さない」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180207/5090001937.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

市長選挙で新人の候補に敗れた名護市の稲嶺市長は、7日が最後の登庁となり、
「辺野古の新基地建設を許してはならないとの思いはまったく変わりません」
と退任のあいさつをしました。

名護市の稲嶺市長は、平成22年に初当選し、2期8年にわたり、
一貫して普天間基地の名護市辺野古への移設阻止を訴えました。
今月4日に行われた名護市長選挙で新人の渡具知氏に敗れ、任期満了を迎える7日が最後の登庁となりました。

夕方、市役所で退任式が開かれ、職員や市民、数百人が集まりました。
この中で、稲嶺市長は
「子育て支援や教育環境の整備などほとんどの公約を実現できたと自負していますが、
ひとつだけ心残りなのが普天間基地の辺野古への移設問題です。
危険きわまりない新基地建設は市民の命と暮らしを脅かし、百害あって一利なし。
こどもたちの未来のためにも新基地建設を許してはならないとの思いはまったく変わりません」
と述べました。

このあと、職員から花束を手渡され、集まった大勢の市民などに見送られながら市役所をあとにしました。

02/07 18:04