8日午後4時55分ごろ、朝霞市膝折、市立朝霞第一中学校の4階建て校舎で、正面玄関ガラス製屋根の清掃作業をしていた清掃会社員宗像浩之さん(41)=同市溝沼6丁目=が同屋根から約15メートル下の地上に転落し、全身を強く打って死亡した。

 朝霞署によると、宗像さんは8日午前8時半ごろから午後5時ごろの間、別の男性作業員と2人で、校舎2階から4階の窓ガラスと正面玄関のガラス製屋根(縦9メートル、横16メートル)の清掃作業を行っていた。

 ガラス製屋根は1メートル四方のパネル式に仕切られ、宗像さんはガラスの一部が割れて落下した。事故当時、もう一人の作業員は宗像さんから約10メートル離れた場所で作業をしていた。同署が事故原因を調べている。

2018年2月9日(金)
埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/10/01_.html