https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180222/k10011338131000.html

2月22日は島根県が条例で定めた「竹島の日」です。島根県は松江市で式典を開き、
竹島が日本固有の領土であることを改めて訴えることにしています。

島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を条例で「竹島の日」と定め、
毎年、松江市で式典を開いています。

13回目となることしの式典には、島根県や県議会、それに竹島のある隠岐の島町などから
合わせておよそ500人が出席します。

これまで毎年、参加していた溝口知事は、今回は入院中のため欠席することになり、
メッセージが読み上げられます。

また、政府からは、領土問題を担当する内閣府の山下雄平政務官が出席し、
あいさつを行う予定です。

竹島をめぐっては去年、島根県が行った県民を対象とした調査で「関心がある」と答えた
割合が64%と年々低くなり、日韓両国の間でも、解決に向けた具体的な動きが見られません。

こうした中開かれる式典で、島根県は竹島が日本固有の領土であることを改めて訴えたうえで、
政府に解決に向けた取り組みを求めることにしています。