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2月23日 10時26分
東京の都立高校では23日、入学試験が行われ、4万人余りの受験生が試験に臨んでいます。

23日、185の都立高校で入学試験が行われ、全日制と定時制に合わせておよそ4万8000人が出願しています。

およそ550人が出願している千代田区の都立日比谷高校では、受験生たちが午前9時から最初の科目の国語の試験に取り組みました。
午前中に国語、数学、英語の3科目、午後に社会と理科の2科目が行われ、午後3時すぎに終わります。

都教育委員会によりますと、ことしの都立高校の入学試験は、応募倍率が全日制の平均で1.44倍と10年ぶりに1.50倍を下回ったほか、出願者数が募集人数を下回る定員割れとなった高校は前の年より3倍ほど多い38校に上ったということです。

東京都は、今年度から、世帯の年収が760万円未満の家庭を対象に私立高校の授業料を実質無償化する取り組みを行っていて、これにより都立高校の志願者数が減った可能性があると見られ、今後、動向を分析することにしています。

合格発表は3月1日です。