岡山城が震度6強で倒壊の危険

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025396221.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

県内の主な観光地のひとつになっている岡山城の天守閣が、震度6強の地震が起きた場合、
倒壊や崩壊の危険性のあることが岡山市の調査でわかりました。

岡山市は「安全確保のため早急に補強工事を進めていきたい」としています。

岡山市北区にある岡山城はその黒い外観から「烏城」とも呼ばれ、
昭和20年の岡山大空襲で焼失したあと、昭和41年に鉄筋コンクリートで再建されました。
それから50年以上が経過したため岡山市が去年9月から耐震診断を実施したところ、
地上6階建ての天守閣は震度6強の地震が起きた場合に倒壊したり
崩壊したりする危険性のあることがわかったということです。

また、同じくコンクリートで再建された城の南側にある不明門も、
震度6強の地震で倒壊するなどの危険性があるということです。

岡山城の昨年度・平成28年度の入場者数は35万人に達していて、
近くにある後楽園などとともに県内でも有数の観光地です。
岡山市は耐震診断の結果を受けて城への入場制限は計画していませんが、
今後、具体的な補強方法を検討し工事を進めていく方針です。

岡山市観光コンベンション推進課は
「岡山城の入場者は増加傾向にあり安全確保が第一だと思う。
できるだけ早く補強工事にとりかかりたい」
としています。

02/24 10:08