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動画投稿サイト「ユーチューブ」に動画を投稿して広告収入を得る「ユーチューバー」として知られる石川県白山市の男性(19)が、
「指名手配犯」と書かれた自分の顔写真を3月11日投開票の同県知事選の選挙掲示板に貼っていたことが27日、男性の所属事務所への取材で分かった。

 男性はこの掲示板の様子を撮影して、自分が嫌がらせを受けているとの内容の動画をユーチューブに投稿していた。
顔写真は掲示板の候補者ポスターが掲示されていない枠内に貼られており、石川県選挙管理委員会は
特定の候補者の選挙活動に対する妨害行為を禁じた公選法に違反しない可能性が高いとしている。投稿は3日後に削除された。

 男性が所属するユーチューブ専門のマネジメント事務所によると、自宅近くの選挙掲示板や電柱、車に自らの顔写真を貼って撮影した動画を23日に投稿した。

 閲覧者から「公選法違反ではないか」との指摘を受けた事務所が調べた結果、男性が自分で顔写真を貼ったことを認めたため、26日午後に削除した。
選挙掲示板には候補者2人のポスターが張ってあった。

 男性は反省し「視聴者を楽しませる動画を撮りたかった」と話しているという。(共同)