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2018年03月06日 06時00分
 八女市上陽町の星野川に架かる石橋「大瀬橋」の架設100周年を記念するイベントが現地であり、約100人が節目を祝った。

 市民団体「ひふみよ橋を守る会」主催。大瀬橋は長さ45・5メートル、幅3・7メートルの三連アーチの石橋で、1917年5月に完成した。同橋を含めて、星野川に架かる四つの橋は、上流から順にアーチ数が一連から四連に増えていくことから「ひふみよ橋」の愛称で親しまれている。

 3日のイベントでは神事のほか、市文化財専門委員会の馬場紘一会長が橋の歴史などを解説した。同会の久間一正会長は「100年経過しても姿をとどめていることから、建設した石工の努力がうかがえる。これからも石橋を守っていきたい」と話した。

=2018/03/06付 西日本新聞朝刊=

架橋100年を迎えた大瀬橋の歴史などを学ぶ参加者
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