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2018年03月06日 06時00分
 昨年7月の九州豪雨で被災し一部不通になっているJR日田彦山線を巡り、JR九州の青柳俊彦社長が鉄道での復旧を前提とした協議を、大分県と福岡県に求めたことについて、広瀬勝貞知事は5日、協議に応じる考えを明らかにした。

 同日の定例記者会見で「復旧費用について事務的な精査が進めば、社長や知事が入って協議をやっていくことになる」と述べた。広瀬知事は「鉄道での復興をJR自身が考えたことは評価したい。これからの話がしやすい基盤ができたと思う」とした上で、協議の時期や費用分担については「事務的な精査の段階であり、また、国の方の特別法の動きもある」として明言しなかった。

=2018/03/06付 西日本新聞朝刊=