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3月15日 7時49分
アメリカの議会下院は、南部フロリダ州の高校で起きた銃の乱射事件を受けて14日、学校での銃などによる暴力を防止するための法案を賛成多数で可決しました。議会上院でも採決し、成立すれば、生徒や教職員を対象にした不審者や異変の兆候を察知する訓練や、緊急時のホットラインを設置するにあたり、費用面で援助が受けられるということです。

これについてトランプ大統領は、ツイッターに「議会下院は学校の安全を守るため重要な一歩を踏み出した」と書き込み、歓迎する考えを示しました。

ただ、トランプ大統領が提案している、教職員に銃を持たせるための訓練については、対象にはならないということです。

また、野党・民主党などからは「銃規制の強化が盛り込まれておらず、学校の安全を守るには十分とは言えない」との声も出ています。