気象庁は15日、草津白根山(群馬県草津町など)のうち、1月23日に噴火して12人が死傷した本白根山に噴火警戒レベルを正式に導入すると発表した。噴火直後には暫定的にレベル3(入山規制)とし、鏡池付近から2キロ以内を警戒範囲としていた。16日午後2時からはレベル2(火口周辺規制)とし、鏡池の北約200メートルの地点から1キロ以内を警戒範囲とする。
 噴火口が鏡池付近だけでなく、北側でも多数見つかったため、これらを含む直径約600メートルの想定火口域を設定した。
 一方、白根山の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)を維持し、火口湖「湯釜」付近から500メートル以内を警戒範囲とする。
jiji
2018年03月15日20時03分
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