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3月16日 20時44分
関西電力の岩根茂樹社長は16日の記者会見で、福井県にある大飯原子力発電所の3号機に続いて4号機が再稼働すれば、電気料金の値下げを申請する考えを示しました。

関西電力は14日再稼働した大飯原発の3号機に続いて、4号機についても5月中旬に再稼働させたいとして準備を進めています。

これについて関西電力の岩根社長は記者会見で「引き続き国の検査に真摯(しんし)かつ丁寧に対応し安全最優先で再稼働と安全・安定運転に全力で取り組んでいく」と述べました。

そのうえで岩根社長は、「3、4号機が本格運転すれば直ちに電気料金の値下げの届け出を行いたい」と述べ、大飯原発の4号機が本格運転すれば、電気料金を値下げする考えを示しました。

一方、建設が中断している東京電力東通原子力発電所を共同で建設するために関西電力なども参加して協議会が設置されると一部で報じられたことについて、岩根社長は「報道された内容は全く知らない話だ。基本的考え方として原子力事業の再編・統合は私たちとは考えが違う」などと述べました。