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東京高等裁判所の裁判官が、女子高校生が殺害された事件についてツイッターに書き込んだ内容をめぐり、
遺族が処分を求めていた問題で、東京高裁は裁判官を厳重注意とした。

この問題は、2015年に東京・江戸川区で岩瀬加奈さんが殺害された事件をめぐり、
東京高裁の岡口基一裁判官がツイッター上で、「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える
性癖を持った男」「そんな男に、無残にも殺されてしまった17歳の女性」などと書き込み、
岩瀬さんの遺族が処分を求めていたもの。

これを受け東京高裁は、「裁判官として不適切な行為であるとともに、裁判所に対する国民の信頼を
損なう行為だ」として、岡口裁判官を、今月15日付で厳重注意とした。

岡口裁判官は「改めて反省しています」と述べる一方で、「ツイッターはやめない」と話したという。

岡口裁判官は、去年、ツイッターに縄で縛られた上半身裸の画像などを投稿したことでも厳重注意を受けている。