下着を奪おうと女子高生を引き倒してけがをさせたとして、警視庁は20日、強盗致傷容疑で東京都板橋区四葉、運送会社社員、滝瀬妃憂(きゆう)容疑者(20)を逮捕した。「仕事のストレスがあってやった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は2月25日午前6時ごろ、北区赤羽北の遊歩道で、下着を奪おうと10代の女子高生の腰に背後から抱きついて後ろに引き倒し、女子高生に約2週間の軽傷を負わせたとしている。女子高生が抵抗したため、下着を奪うことなく逃走していた。

 近隣では2月22日午後9時半ごろにも、板橋区内の路上で10代の女子中学生が同様の手口で下着を奪われる強盗事件があり、志村署と赤羽署、第2機動捜査隊が捜査していた。滝瀬容疑者の車からは女性用の下着が見つかっており、警視庁が余罪を追及している。

2018.3.20 10:26
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180320/afr1803200012-n1.html