東京都中央区銀座の数寄屋橋交差点で、大手菓子メーカー「不二家」の店舗看板が36年ぶりに改装され、20日にお披露目された。

 大型画面に同社のキャラクター「ペコちゃん」などの映像が映し出され、通行人から「かわいい」と声が上がった。

 同社の「数寄屋橋店」では、1963年頃から66年頃まで巨大なペコちゃんの顔のネオン看板が設置されていた。82年に現在のビルが完成してからは、同社のロゴ看板とネオンを組み合わせて掲げてきた。

 お披露目の式典に出席した同社の山田憲典会長は「数寄屋橋の広告塔として、今後も愛されてほしい」とあいさつ。新しい看板には、舌をペロリと出したり、まばたきしたりするペコちゃんの表情が浮かび上がり、通行人らがスマートフォンなどで撮影していた。

 キーホルダーなどペコちゃん関連のグッズ約50点を持っているというさいたま市の主婦(58)は「観光客も多い銀座の街で、海外の人にも魅力が伝わってほしい」と笑顔で話した。

2018年03月21日 13時17分
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