アパートの窓に映る、洗濯物を畳む男性の影。これは賃貸マンション大手「レオパレス21」が開発した、あたかも部屋の中に男性がいるように見せる「Man on the Curtain」だ。


 東京で暮らす、約140万人のひとり暮らし女性たちが少しでも安心して生活できるようにと、住居侵入などの犯罪を抑止する目的で開発した。投影するのは非常に簡単で、手のひらサイズのプロジェクターにスマホを接続するだけ。影のパターンは12種類あり、実際、生身の人間と同時にシャドーボクシングしてもらうと、確かに見分けがつかない。


 犯罪心理学者の出口保行氏は「女性の一人暮らしは、犯罪者にとって狙いやすいターゲット。男性がいるように見えるため、犯行を抑止できる。十分効果的だと考えられる」としている。


 株式会社レオパレス21の広告宣伝部の中村景一さんによると、女性社員からも「こんなにリアルだとは思わなかった」「ほしい」との声が上がっているといい、今後、光の強弱、シーズンごとに異なるシルエット、音声など、様々な要素を研究していきたいとしている。現時点で商品化の予定はないが、公式サイトにあるプレゼントフォームから応募することで、抽選で5名にプレゼント中だという。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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