2018.4.2 18:28
産経
http://www.sankei.com/smp/west/news/180402/wst1804020062-s1.html

大阪市内の主要百貨店が2日発表した3月の売上高(速報値)は、前年同月比で5店がいずれも増収となった。気温上昇で春物衣料品が好調だったほか、花見シーズンに訪れた訪日外国人客の消費拡大も下支えした。

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 阪急百貨店梅田本店(北区)は9・5%増だった。ジャケットなど婦人用の春物衣料品が伸びたほか、花見用の総菜など食料品も堅調だった。

 「あべのハルカス」に入る近鉄百貨店本店(阿倍野区)は22・6%増。時計など富裕層向けの高額品の売れ行きが良かった。免税売上高は前年同月の約6倍に拡大した。

 高島屋大阪店(中央区)は4・8%増。ブランド物のバッグや化粧品などの外国人客への好調な販売が貢献した。

 大丸心斎橋店(中央区)も訪日客向けが堅調で15・4%増、梅田店(北区)は5・3%増だった。