島根大は6日、学生らに嫌がらせをしたとして50代の男性教授を停職6カ月、40代の男性准教授を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。いずれも3月30日付。

 島根大によると教授は2015年1月、院生から預かっていた印鑑を無断で使い、昼夜開講コースから昼間コースへの履修変更願を提出。昼間授業に出られない院生に不利益を与えたという。また、論文添削を複数回拒否し学内関係者に院生のことを「テロリスト」と表現するなどした。

 准教授は同年11月、講義受講中の学生に本人を特定するような言い方で傷つける不適切な発言をしたという。准教授は13年にも別の学生に同様の行為をしたとして厳重注意を受けていた。【前田葵】

2018年4月7日 18時03分(最終更新 4月7日 19時00分)
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180408/k00/00m/040/018000c