連合が６日発表した2018年の春季労使交渉の第３回回答集計によると、ベースアップと定期昇給を含めた賃上げ率は平均2.13％となった。

前年の第３回に比べて0.08ポイント上昇。引き上げ額は6262円で115円増加した。

　４日午後５時時点の回答をまとめた。対象は2566組合で、７月にまとめる最終集計の半分程度に当たる。
賃上げ率は３月23日に発表した第２回集計（2.17％、6508円）より下がった。

　規模別にみると、大手企業（従業員300人以上）は2.13％と前年同期の集計と比べて0.07ポイントアップ。
中小企業は2.06％だった。企業規模が大きいほど賃上げ率が高かった。非正規の賃上げ額は時給26.7円となり、前年同期を3.21円上回った。

　今年の春季労使交渉では、連合がベアと定昇を合わせて４％程度の賃上げを掲げている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29094310W8A400C1EA4000/

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