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2018年4月10日 13:50 発信地:ウィーン/オーストリア
【4月10日 AFP】一見すると遊んでいるようだが、ボーダーコリーのマイリーとティアラは犬の脳の働きを探る研究に参加している。これはオーストリアのウィーン獣医科大学(University of Veterinary Medicine, Vienna)が発表した最近の研究論文のため行われた実験。タッチパネルに走って行き、映し出された丸または四角を鼻で押すゲームをし、丸を押すたびにご褒美がもらえるという実験で、犬はゲームを大いに楽しんでいた。

 数独など脳のトレーニングで人間の脳の活動が活発になるのと同じように、数百匹の犬による実験で、年を取った犬も実験で行ったようなゲームから同様の効果を得られるという結果が示唆された。

 研究を主導したルートウィヒ・フーバー(Ludwig Huber)教授によると、飼い主が犬に運動をさせていても、脳の活動は改善されないという。フーバー教授は、「脳を刺激し、問題を解かせる必要がある」と説明した。(c)AFP

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