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4月14日 18時07分
2人が死亡し、4人が行方不明になっている大分県中津市の土砂崩れの現場では14日午後になって雨足が強まり、二次災害のおそれがあるとして夕方以降は捜索が中断されています。

今月11日、大分県中津市耶馬溪町で起きた大規模な土砂崩れでは住宅4棟が土砂に巻き込まれ、岩下義則さん(45)と母親の愛子さん(76)の2人が死亡し、江渕めぐみさん(52)と娘の優さん(21)、めぐみさんの母親の橋本アヤ子さん(86)、岩下アヤノさん(90)の女性4人の行方がわかっていません。

住宅が埋まった現場では、時折、小雨が降る中、自衛隊などがおよそ10台の重機を使って大きな岩や土砂を取り除く作業を進めていましたが、14日午後になってから雨足が強まったうえ霧も発生して視界が悪くなり、午後4時すぎに二次災害のおそれがあるとして捜索活動は中断されました。

気象台によりますと、中津市など大分県北部では14日夜にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。

現場では今後の雨の降り方や現場の状態を見極めながら捜索を再開できるか判断することにしています。

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