警視庁などが20日、多くの若者らが集まる東京・渋谷でイベントを開き、アダルトビデオ(AV)への出演強要や女子高生の親密な接客を売りにした「JKビジネス」による性犯罪被害などの根絶を訴えた。出席した野田聖子女性活躍担当相は、「女性の性的な被害は社会全体で根絶しなくてはいけない。強い思いを全国に発信したい」と呼びかけた。

 政府は4月を被害防止月間に定めており、警視庁と警察庁、内閣府がイベントを主催。警視庁の市村諭生活安全部長は「AVへの出演やJKビジネスでの稼働を強制される被害に遭う機会が増加している。取り締まりや街頭での補導活動強化を図る」と強調した。


産経フォト 2018.4.20
http://www.sankei.com/photo/daily/news/180420/dly1804200021-n1.html