26日午前10時半ごろ、埼玉県川越市郭町1丁目の住宅を川越市職員と川越署員が訪れたところ、室内で女性2人の遺体を発見した。

 川越署によると、遺体はいずれも70〜90代とみられる。住宅には70代と80代の姉妹が住んでいるが、いずれも連絡が取れていない。部屋着姿で室内に横たわっており、着衣に乱れはなく、目立った外傷はなかった。玄関の鍵は掛かっていない状態で、扉が開かないほど、室内にごみがたまっていたという。

 川越市地域包括ケア推進課の包括支援員男性がこの家を25日に訪問したが、姉妹と会うことはできなかった。「今年3月中旬から会えていない」と市職員に相談をし、同署員とともに住宅を訪れて、遺体を発見した。

 同署は遺体が姉妹の可能性もあるとみて身元を調べるとともに、27日以降に司法解剖して、詳しい死因を調べる。

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