2歳児の呼吸器具が外れ入院

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180427/6020000575.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

村山市で、訪問看護を受けていた重い障害のある2歳の子どもが、
呼吸に必要な器具が外れて一時、低酸素状態に陥り、入院していたことが関係者への取材でわかりました。

関係者によりますと、今月22日、村山市にある訪問看護ステーションの看護師が
重い障害のある2歳の男の子の自宅で、呼吸器のガーゼを交換していた際
気道を確保していた器具が外れた状態になりました。
その後、男の子の顔が青ざめているのに看護師が気づき、母親が救急車を呼びましたが
低酸素状態に陥っていて、容体は安定したものの入院が続いているということです。

母親は、「一歩間違えれば大変なことになっていた。訪問看護師を頼りにしている家族は大勢いるので、
原因を分析して対策を取ってほしい」と話しています。

県看護協会は、26日、管轄する訪問看護ステーションの所長を集めた緊急の会議を開いて
詳しい経緯を説明していて、NHKの取材に対し、
「原因を究明し、再発防止に向けて看護師の研修の強化などを検討したい」
としています。

医療的なケアを必要としている全国の子どもは、平成27年度の推計で
10年前の2倍の1万7000人に上り、訪問看護師の需要が急速に高まっていて、
育成や確保が喫緊の課題となっています。

04/27 09:56