元福井県職員が工事情報漏えい 容疑で書類送検
2018年4月28日 13時32分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018042890120749.html

 福井県発注の土木工事に関する情報を入札前に業者に漏らしたとして、県警が地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、県の元男性職員(40)を書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。
 県警はこの元職員に情報を漏らすよう唆したとして、同県大野市内の土木工事業者の50代の元社長も、地公法違反の疑いで書類送検した。送検はいずれも27日付。
 捜査関係者らによると、元職員は県奥越農林総合事務所の企画主査だった2015年ごろ、県が発注した大野市内の河川関連の土木工事に関する情報を業者側に漏らした疑いがある。工事はこの業者が落札した。