愛知県尾張旭市で29日夜、横断歩道を渡っていた男性が乗用車にひき逃げされ、顔を切るなどのケガをしました。警察は車を乗り換え現場に戻ってきた男を逮捕しました。

 29日午後8時ごろ、尾張旭市新居町の信号のない交差点で、近くに住む男性(58)が横断歩道を渡っていたところ、右折してきた乗用車にはねられました。

 男性は顔をおよそ20針縫うなど全治2週間のケガをしました。

 事故後、はねた車は逃走しましたが、別の乗用車が現場付近を何度も通っていたため、警察官が声をかけたところ、車内から事故を起こした車の車検証が見つかり、運転していた男を逮捕しました。

 ひき逃げの疑いで逮捕されたのは尾張旭市の無職・森徳義容疑者(56)で、調べに対し容疑を認めています。

 事故を起こした車は森容疑者の親名義で、警察は親の車で男性をはねたあと逃走し車を乗り換えたとみて調べています。

(最終更新:2018/04/30 12:06)
東海テレビ
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