900mの範囲で3件の不審火 警察が捜査 さいたま
5月1日 6時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180501/k10011423901000.html

1日未明、さいたま市で空き家や住宅などが焼ける不審火が3件相次ぎ、警察は、何者かが連続して火をつけた疑いもあるとみて捜査しています。

1日午前0時10分すぎ、さいたま市南区広ヶ谷戸で「建物が燃えている」と近所の人から消防に通報がありました。火はおよそ4時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての空き家が全焼しました。

また午前0時16分ごろには、およそ500メートル離れたさいたま市南区大谷口の住宅でガレージに置いてあったタイヤなどが燃えているのが見つかりました。

さらに午前0時20分すぎ、南区と隣接するさいたま市緑区中尾で事務所を兼ねた木造2階建ての住宅が全焼する火事がありました。

いずれもけがをした人はいませんでした。

警察によりますと、3件の火事はおよそ900メートルの範囲で起きていて、いずれも火の気のない場所だったということです。
また、さいたま市では29日にもこれらの現場から2キロ〜3キロほど離れた緑区三室で住宅の自転車置き場が焼ける不審火がありました。

警察は、何者かが連続して火をつけた疑いもあるとみて捜査しています。