◆韓国労働団体 “徴用工”像 設置試み警察とにらみ合い

韓国の労働団体は30日夜から、南部のプサン(釜山)にある日本総領事館の前に徴用工の問題を象徴する像を設置しようとして警察に阻止され、現場では双方のにらみ合いが続いています。
韓国の主な労働団体の1つ「民主労総」は、1日のメーデーに合わせて、南部のプサンにある日本総領事館の前に置かれた慰安婦問題を象徴する少女像の隣に、太平洋戦争中に日本の炭鉱や工場などで過酷な労働を強いられたとする韓国の徴用工を象徴する像を設置すると表明しています。

現場では、30日夜から労働団体のメンバー数十人がフォークリフトを使うなどして日本総領事館の前に像を設置しようとしましたが、警察の機動隊に阻止されました。
像の設置をめぐって、韓国外務省は先月、「外国公館の保護をめぐる国際的な儀礼や慣例の面から適切でない」とする立場を示したほか、公道を管理している区もほかの場所に設置するよう労働団体に要請しています。

しかし、現場には慰安婦問題を象徴する少女像を設置した市民団体のメンバーも集まって徴用工を象徴する像の設置を訴えるなど、騒然とした雰囲気のなかで、労働団体側と警察とのにらみ合いが続いています。
少女像に続いて徴用工を象徴する像の設置も強行されることになれば、日韓関係の新たな火種となりそうです。

写真:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180501/K10011423791_1805010515_1805010516_01_03.jpg

NHKニュース 2018/5月1日 5時16分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180501/k10011423791000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014

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