平尾龍磨容疑者(27)は松山刑務所大井造船作業場から脱走する前に複数回、刑務所内の規則に違反し、刑務官から叱責しっせきされていた。

 脱走した動機について「刑務所内の人間関係が嫌になった」などと供述しており、愛媛県警は、注意を受けたことがきっかけになったとみている。

 捜査関係者らによると、平尾容疑者は2013年3月頃から、知人の男と九州各地の店舗や車などを狙って約120件(被害総額約400万円)の盗みを繰り返した。同年6月、福岡県内の理容店を物色中、警察官に発見され、逃走。約1か月間、山中に隠れるなどして逃亡を続けた。

 逮捕後、懲役2年6月、執行猶予3年の判決を受けたが、再び福岡県内で駐車中の車の部品を盗むなどしたとして15年2月に懲役3年の実刑判決を受け、前回判決と合わせ刑期は5年6月となった。その後、福岡刑務所と松山刑務所に服役。「模範的な受刑者」と認められ、17年12月に、大井造船作業場に移送された。

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2018年05月01日 12時58分
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