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5月10日 17時33分
最新鋭のステルス戦闘機F35の日本とアメリカの機体がそれぞれ参加する、初めての日米共同訓練が10日から青森県の三沢基地を拠点に始まりました。

最新鋭のF35戦闘機は、ことし1月に青森県の航空自衛隊三沢基地にF35Aが1機配備される一方、去年、山口県にあるアメリカ軍岩国基地にF35Bが16機、配備されています。

この日米双方のF35が参加する初めての共同訓練が、10日から今月22日までの日程で三沢基地を拠点に始まり、10日は午後3時すぎにアメリカ軍のF35、4機が次々と三沢基地を離陸しました。

東北防衛局によりますと、訓練は青森県沖の太平洋や秋田県沖の日本海上などで行われ、日米のF35や航空自衛隊のF15などの戦闘機が敵と味方に分かれて編隊を組み、戦闘態勢の確認を行うということです。

また、10日は訓練にあわせて、F35の騒音の影響を調べる東北防衛局の調査が三沢基地の周辺で行われました。東北防衛局防音対策課の佐藤浩久課長は「きょうのF35の騒音レベルは、ほかの戦闘機と同じ程度だったが、今後もしっかりと調査を続けたい」と話していました。

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