http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084758531.html
(リンク先に動画ニュースあり)

05月16日 20時00分
放射性廃棄物を地中に埋めて処理する研究を行っている瑞浪市の瑞浪超深地層研究所の坑道で、16日午前、送風管や壁が焦げる火事がありました。

研究所によりますと、放射性廃棄物は扱っておらず、周辺への影響はないということです。
16日午前10時半ごろ、日本原子力研究開発機構が運営する瑞浪超深地層研究所で、地下200メートルの坑道にある火災報知器が作動し、送風管の周辺で火が出ているのに坑道の建設工事を請け負う業者の作業員が気付きました。
約30分後に現場に駆けつけた作業員によって初期消火が行われ、午前11時半すぎに現場に到着した消防により、鎮火が確認されました。

この火事で坑道に設置された送風管の一部や坑道の壁が幅1メートル、高さ1.3メートルにわたって焦げましたが、けが人はいませんでした。
研究所によりますと、この施設では放射性廃棄物は扱っておらず、放射性物質が外部に漏れるなど、周辺への影響はないということです。研究所では火が出た原因を調べています。