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5月18日 22時45分.

18日夜、東京 渋谷区の路上で40代の男性が首の辺りを刃物で切られてけがをしました。切りつけた男は現場から逃走し、警視庁が傷害事件として行方を捜査しています。

18日午後9時半ごろ、東京 渋谷区神南の路上で男性1人が男に刃物で切りつけられたと、通りかかった人が110番通報しました。

警視庁によりますと、男性は40代で、首の辺りにけがをして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。

切りつけた男は刃物を持ったまま現場から逃走したということで、警視庁が傷害事件として緊急配備を敷き行方を捜査するとともに、当時の詳しい状況を調べています。

現場はNHK放送センターのすぐ近くで、事件直後に付近を通りかかったNHKの職員は「『警察を呼んでくれ』という声が聞こえて駆け寄ると、男性がのどの辺りから血を流してうずくまっていた。男性は話ができる状態で、『帰宅途中に突然、後ろからきた男にやられた』と言っていた」と話していました。

目撃した人たちは

目撃した女性は「私が道を通っている時に、男性が『助けてくれ、助けてくれ』と言っていて、最初は状況が分からなくて通り過ぎましたが、後ろを通った別の男性が出血に気づいて、すぐに救急車を呼びました。切られた傷は見ていないが、首の右側から出血していました。切られた男性は立って叫んでいました」と話していました。

目撃した男性は「目の前で『110番してくれ』と叫んでいる男性がいて、首から血を流していたので、私が止血をしました。切られた男性は、『何だか知らないけど、後ろから切られた。何で俺がやられたんだ』と言っていました。救急車で運ばれる際も意識はありました」と話していました。