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5月19日 4時03分

現金を使わないキャッシュレスが広がる中、「ゆうちょ銀行」は、利用者がスマートフォンでQRコードを読み取るだけで買い物などの支払いが完了する新たなサービスを始めることになりました。

ゆうちょ銀行は、来年2月からスマートフォンを使ったQRコードの決済サービスを始めます。利用者は専用のアプリをスマートフォンにダウンロードしたうえで店頭で表示されるQRコードを読み取ると買い物などの代金がゆうちょ銀行の口座からすぐに引き落とされます。

ゆうちょ銀行は今後、横浜銀行や福岡銀行など同じQRコード決済をすでに導入している地方銀行などとも連携してサービスを広く展開していきたいとしています。

ゆうちょ銀行の表邦彦経営企画部担当部長は「全国のお客様に活用してもらい、国内のキャッシュレス決済のスタンダードとなることをめざしていきたい」と話していました。

「QRコード決済」は中国で爆発的に普及していて、国内でも楽天、LINE、NTTドコモといったIT企業などが相次いで参入し、競争が激しくなっています。