免許更新直後に酒気帯び運転をしたとして、福岡県警小倉南署は18日、道交法違反容疑で北九州市戸畑区の自称建設業の男(50)を現行犯逮捕した。免許更新時にも酒を飲んでいたことになるが、県警は「手続き中は気付かなかった」と説明している。

 署によると、男は軽乗用車で北九州自動車運転免許試験場(同市小倉南区)を訪問。50代女性が、免許更新を終えた男から酒のにおいがしたため110番した。

 男は車で試験場を出た後、約1・5キロ離れた同区の国道で、通報で駆け付けた白バイに停止を求められたが、そのまま走行。約750メートル先で停車した。呼気1リットルから基準値の2倍を超える0・37ミリグラムのアルコール分が検出された。

 逮捕容疑は同日正午ごろ、同区下城野1丁目で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。「昨晩、ビールと焼酎を飲んだ」と説明しているという。

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