防衛省は、コンピューターシステムへの外国の侵入、破壊攻撃を阻止するサイバー防衛任務の一部を、民間企業に委託する方針を固めた。コンピューターウイルスなどを使い巧妙化する攻撃への対処に民間の技術力活用が不可欠と判断した。2019年度以降の次期中期防衛力整備計画に盛り込む。陸海空と宇宙に次ぐ「第5の戦場」と呼ばれるサイバー空間の防衛力強化に乗り出すが、重要情報の保全が課題となりそうだ。

 防衛省関係者が明らかにした。防衛省は宇宙・サイバー空間の専門部隊を束ねる司令部機能を新設し、サイバー部隊の人員を増やす方針だ。


西日本新聞 2018年05月19日18時50分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/417689/