パソコン発火 賠償求め提訴

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180523/5070000689.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

業務用のノートパソコンが突然発火して使えなくなり、仕事に支障が出たとして、
大分市の建築士の男性が、製造元の大手メーカーに損害賠償を求める訴えを、大分簡易裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、大分市の1級建築士の66歳の男性です。
訴状などによりますと、この男性は去年6月、業務用のノートパソコンを電源を切った状態で
バッグに入れて持ち歩いていたところ、突然シューという音とともに白い煙を上げて発火しました。
その後、メーカーが原因を調べた結果、バッテリー部分が発火したことが分かったということです。

男性は、およそ20日間にわたってパソコンが使えず、仕事に支障が出たなどとして、
製造元の大手メーカー「デル」の日本法人に対し、126万円余りの損害賠償を求めて、
大分簡易裁判所に訴えを起こしました。

問題のパソコン、男性が去年2月、インターネットを通じて購入したものでした。
メーカーによりますと、同社製のパソコンをめぐっては、12年前に同じようなトラブルが相次ぎ
リコールを行ったものの、これまで、男性が使っていた機種では、
同様のトラブルは確認されていないということです。

訴えられたことについて、メーカーでは「訴訟に関するコメントは差し控えます」と話しています。

05/23 15:14