https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180531/k10011459861000.html

31日はWHO=世界保健機関が定める「世界禁煙デー」です。仙台市にオフィスがある不動産会社では、
たばこを吸わない社員に月に1万円を支給する制度などを活用して禁煙を促しています。

仙台市にオフィスがある不動産会社「アイケンジャパン」では、社員の健康促進の一環で、4年前から、
たばこを吸わない社員に禁煙手当として月に1万円を支給する制度を導入しています。

また、たばこを吸う人は頻繁に休憩を取るため、吸わない人との不公平感をなくそうと、去年から
喫煙する社員について1日当たりの勤務時間を1時間増やしたうえで、休憩時間を2時間取っていると
見なすよう社内規程を改めました。

こうした取り組みの結果、今では全社員の3人に2人が禁煙手当を受け取っているということです。

たばこを吸わない男性社員は「たばこを吸わないのが当たり前と思っていましたが、手当がもらえるのはうれしい」
と話していました。

アイケンジャパン仙台オフィスの平田潔オフィス長は「社員の健康を意識して手当を導入している。
禁煙の輪が少しずつ広がっていけばいいと思う」と話していました。