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今春は全国的に高温 今月も暑い見込み 熱中症に注意を
6月2日 4時16分気象

3月から先月までのことしの春は、全国的に気温がかなり高くなり、特に東日本では、3か月間の平均気温が統計を取り始めてから最も高くなったことが、気象庁のまとめでわかりました。今月も平年より気温が高くなる見込みで、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁のまとめによりますと、3月から先月までのことしの春は、暖かい空気に覆われやすかったため、全国的に気温がかなり高くなりました。

特に東日本では、記録的な高温となり、3か月の平均気温は、いずれも平年と比べて、水戸市と千葉市で2.7度、東京の都心で2.5度、名古屋市と静岡市で1.8度、それぞれ高くなりました。

この結果、東日本の平均気温は、平年を2度上回り、昭和21年に統計を取り始めて以来、最も高くなりました。

中でも、4月から5月にかけて気温の高い日が多くなり、このうち、東京の都心で最高気温が25度以上の夏日になったのは、4月が9日、5月が19日の合わせて28日で、春の期間としては、これまでで最も多くなりました。

今月も引き続き、暖かい空気が流れ込みやすく、平均気温は全国的に平年より高くなる見込みで、梅雨の時期を迎え、湿度も高くなることから、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。