フィリピンで「財宝探し」のため違法に地中を掘り起こしたとして、現地の警察は先月31日、15歳の少年を含む日本人4人とフィリピン人のあわせて17人を逮捕しました。

 違法採掘などの疑いで逮捕されたのは40代から60代の日本人の男女3人と日本人の少年(15)、それにフィリピン人の、あわせて17人です。

 警察によりますと、このグループは海洋保護区に指定されているフィリピン北部サンバレス州のカポネス島で、5メートル四方の穴をおよそ5メートルの深さまで違法に掘った疑いが持たれています。警察は逮捕された17人は「財宝探し」のグループで、少年は通訳を担当していたとみています。

 フィリピンには「山下財宝」と呼ばれる旧日本軍の埋蔵金が眠っているという説があり、たびたび「財宝探し」をめぐるトラブルが起きています。(02日01:49)

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