https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20180604/4040000566.html

ドローンで除草剤散布実習
06月04日 21時46分

農作業にあたる人の人手不足が深刻になるなか、小型の無人機、ドローンを活用して省力化につなげる技術を学ぶ実習が倉吉市で行われました。

倉吉市にある県立農業大学校で行われた実習には、学生およそ20人が参加してドローンを使って除草剤を散布する方法を学びました。
実習では、農地でドローンを操作できる資格を持った県内の業者が、実際にドローンを飛ばしながら、機体の操作やむらなく除草剤を散布する方法などを説明しました。
農業大学校によりますとドローンを使えば、農家の人たちが歩いて散布する5倍の速さで除草剤を散布できるということです。

高齢化などで農作業の人手不足が深刻になるなか、ドローンは、省力化につながると期待されています。
18歳の学生は「畑のすみずみまで散布でき、しかも早くて正確にできるのですごいと思いました」と話していました。
農業大学校の柄本貫准教授は「少ない人数で広い田んぼをカバーしないといけない時代なのでこれからの学生には新しい農業技術について学んでもらいたい」と話しています。