◆東芝パソコン、シャープに売却 50億円前後、近く契約へ

東芝がパソコン事業をシャープに売却する方針を固めたことが4日、分かった。
経営再建のために不採算事業の切り離しを進めており、昨年から売却先を探していた。
売却額は50億円前後になる見込みで、近く契約を締結する方向で調整している。

シャープは2010年にパソコン事業から撤退しており、再参入になる。
台湾の鴻海精密工業傘下で経営再建が進み、18年3月期決算の純損益が4年ぶりに黒字となったことから事業拡大にかじをきる。

売却するのは子会社の東芝クライアントソリューション(東京)。
「ダイナブック」ブランドでノートパソコンなどを手掛ける。

東京新聞 2018年6月4日 21時58分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018060401002591.html