切断された死がいが見つかるなど福岡市内で相次ぐネコへの虐待。

福岡市早良区では毒とみられる異物が入ったキャットフードがまかれていたことがわかりました。

福岡市早良区飯倉に貼られた一枚の紙。

“毒入りキャットフード”への注意を呼びかけるものです。

【貼り紙を貼った女性】
「怒りしかない。何で?という感じ」

この女性によると、早良区の原団地ではおととしから毒が入ったとみられるキャットフードがまかれる被害が相次いでいるということです。

2017年5月に女性が団地の敷地内で撮影した写真には、茶色のエサの中に青い異物が確認できます。

女性は、2016年12月と2017年1月ごろに、同じようなエサを食べて具合が悪くなったとみられるネコ2匹を保護し動物病院に連れて行ったところ、診断した獣医師は「毒物による影響も考えられる」と指摘したといいます。

【貼り紙を貼った女性】
「病院に連れて行ってみてもらったら急性腎不全と言われて」

2匹のネコはその後、死んだということです。

この一連の出来事は警察も把握しています。

【貼り紙を貼った女性】
「(毒入りの)エサが置かれててないかチェックしに行ったときにナイフを見つけてしまいました」

また警察によると、今年に入り団地の敷地内にナイフの刃など10数本が捨てられていたということです。

5月22日には早良区飯倉で腹部を刃物で切られたとみられるネコが見つかったほか、6月1日には南区野間でネコ2匹の切断された死がいが見つかるなど、福岡市内で相次ぐネコへの虐待。

警察は、それぞれの関連性を含め動物愛護法違反などの疑いで捜査しています。



yahooニュース(テレビ西日本) 6/7(木) 19:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180607-00000005-tncv-l40