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時系列まとめ

<2016年>現在の容疑者夫婦が結婚
8月…香川県児童相談所に通報あり、保健師や幼稚園に問い合わせたが「特に問題ない」とのこと。家もたずねたが不在。
9月…弟が生まれる。「第2子出産のため、健診などで結愛ちゃんのフォローを」と記される
12月…結愛ちゃんが一人で外に出されているところを、通報から香川県警が保護し、児相が対応。
   病院で「下唇が切れ、まぶたの上にはたんこぶがあった。日常的な虐待の傾向がある」と診断。虐待ケースとして児相に一時保護。

<2017年>
1月…親子面談で雄大容疑者は結愛ちゃんに手を挙げたことを認め謝罪。
   結愛ちゃんは「お父さんへ言いたいことはないか」と問われ「気持ちを口でうまく言えない」と言い、手紙に綴る。
2月…1月の面談の様子と幼稚園での見守りで毎日様子を確認できるという判断で、一時保護が解除。
   雄大容疑者は傷害容疑で書類送検されたが不起訴になった。
2月…幼稚園からの聞き取りでは「元気で変わりないが、食べすぎる傾向があった」との報告
3月…家庭訪問で徐々に父子関係に改善が見えてきた
   児相から一家を注視するよう伝えられており、警官が頻繁に見回りをしていた。(開始時期不明)
3月…警官が一人で遊んでいたケガをしていた結愛ちゃんを目撃し身柄を保護して病院で診察。
   結愛ちゃんは「お父さんに叩かれた」と訴え、2回目の一時保護が決定。
5月…親子面談で「おもちゃもあるし、お家に帰りたい」と話すこともあった。
   児相は結愛ちゃんにセラピーを受けさせることや、祖父母の家に定期的に預けること、叩かないことなど五つの約束を両親ととりつけた。
5月…雄大容疑者が傷害容疑で再び書類送検されたが不起訴。
7月…指導措置付きで保護を解除。結愛ちゃんは、週に1〜2回、児童センター医療センターに通うようになった。
8月…医療センターに訪れた結愛ちゃんを医師が診察し、けがを発見。「お父さんが叩いた」と訴えた。

※このときに児相は保護を考えたが、
 @長期的分離には家庭裁判所の許可が下りないレベルの怪我であること
 A一時的に無理矢理親子を引き離し、親の児相に対する反発を強めて、児相が関われなくなる恐れがあること
 この2点から保護をせずに、関係を切らず親のケアも含めて見守りをしていくことに決めた。

9月…家庭訪問でケガなどは見られず。土日には祖父母のところに行っていることも結愛ちゃんの話から確認ができる。
9月…また怪我が発見されるが、父親に殴られたとは言わなかった。一時保護ができるレベルではなかった。
9月…結愛ちゃんが幼稚園を辞め、日々の確認も難しくなる。警察・病院・市と連携をし、定期的に様子を直接確認できるように体制を強化。
   これ以降、結愛ちゃんにアザなどのけがは確認されなかった。
12月…雄大容疑者は先に東京へ引っ越す。

<2018年>
1月…結愛ちゃんにけがもなく健康的な生活ができていたため、児相は所内協議をして指導措置を解除。
1月…結愛ちゃんと母親も東京に引っ越すが転居先は頑なに言わなかったので、児相は市経由で転居先を調査後、転居先の品川相談所へ連絡。
1月…緊急性の高い案件としてケース移管。「すぐにでも本人に会うこと。」「指導措置は解除になっているが、指導を積極的に続けてほしいこと」「弟の健診時に結愛ちゃんの確認をして欲しいこと」を伝え、全記録を送付。
   品川児相では緊急受理会議が開かれ、ケース移管の受理が決定。
2月…香川県の児相が母親に電話を入れるが、電話に出ないため雄大容疑者へ電話をするが児相を拒否される。
2月…品川児相が家庭訪問をしたが、結愛ちゃんには会えなかった。
2月…香川県が品川児相へ確認の連絡を入れると「信頼を築くにはまだ時間がかかる。警戒されてしまった部分がある」と伝えられた。
3月…結愛ちゃんは12sまで痩せた状態で亡くなった。