https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00000007-rkkv-l43
ダニの一種、マダニが媒介する感染症で、球磨郡内の83歳の女性が死亡しました。
マダニによる死亡例は今年初めてで、県が注意を呼びかけています。

県健康危機管理課によりますと、死亡した女性は、先月30日、発熱と筋肉痛を訴えて医療機関で受診し、その後も症状が改善せず、今月2日に亡くなりました。
女性は、発熱の数日前に山で作業をしていたことから、マダニにかまれ感染した可能性が高いということです。

県内のマダニによる感染症の報告は、統計をはじめた2013年以降、10件でこのうち4人が死亡していていずれも80歳以上の高齢者だということです。
熊本県は森林や草地に入るときには長袖や長ズボンを着用して、動物との過剰な接触を避けるよう呼びかけています。