https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180609/5090003042.html

台風 10日昼過ぎ大東島最接近
06月09日 19時09分

大型の台風5号は、沖縄の南の海上を発達しながら北上していて、10日昼過ぎには大東島地方に最も接近し、明け方からは暴風となる見込みです。

気象台は、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、大型の台風5号は、9日午後6時には、南大東島の南西およそ550キロの海上をゆっくりと北北西に進んでいます。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から南東側750キロ以内と北西側440キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は、今後発達しながら沖縄の南の海上を北東に進み、10日明け方からは、大東島地方で暴風となり、昼過ぎには、大東島地方に最も接近する見込みです。

予想される最大瞬間風速は、9日は大東島地方が30メートル、本島地方と先島諸島が25メートル、10日は大東島地方が45メートル、本島地方が30メートル、先島諸島が25メートルとなっています。

また、10日の大東島地方は、1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。

大東島地方では、10日未明から大しけとなる見込みで、予想される波の高さは8メートルとなっていて、気象台は、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。