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首相 Ｇ７サミット終え 帰国の途に
2018年6月11日 6時18分

史上初の米朝首脳会談を前に、カナダで開催されたＧ７サミット＝主要７か国首脳会議に出席した安倍総理大臣は、北朝鮮対応などについて各国の首脳と意見を交わし、一連の日程を終え、日本時間の10日夜、政府専用機で帰国の途につきました。
史上初の米朝首脳会談に向けて、安倍総理大臣は、アメリカ・ワシントンを訪れてトランプ大統領と会談し、対応方針をすり合わせたあと、カナダ東部ケベック州のリゾート地、シャルルボワで開催されたＧ７サミット＝主要７か国首脳会議に出席しました。

Ｇ７サミットで、安倍総理大臣は、トランプ政権の保護主義的な政策や北朝鮮情勢などをめぐって各国首脳と意見を交わしました。

そして、北朝鮮に対し、すべての大量破壊兵器、あらゆる射程の弾道ミサイルなどの完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄の実現に向けた具体的な行動を求め、米朝首脳会談の成功を後押ししていくことを確認しました。

また、拉致問題の早期解決に向けて、Ｇ７各国からの支持を取り付けました。

一連の日程を終えた安倍総理大臣は、日本時間の10日午後10時すぎ、政府専用機でカナダを出発し、帰国の途につきました。